基本的な書き方
記述する規則
PHPのプログラムは「<?php」で始まり「?>」で終わります。この中の部分がPHPスクリプトと解釈されます。
1行でも複数行でも問題ありません。
また、命令の終わりに「;(セミコロン)」を付けます。逆にいえば、「;」が入力されるまで命令文は完結しませんので、改行を入れても同じ用に動作します。
ただし、関数名や変数名の途中でも改行はエラーとなります。

「echo」はwebページに文字を表示するPHPの命令です(printも同様の命令です)。echoと「”」の間にスペースを入れること
大文字・小文字の区別
命令や関数は大文字・小文字を区別しませんので、「print」「PRINT」「Print」のいずれも同じ動作をします。
ただし変数や定数は大文字・小文字を区別します。
PHPスクリプトファイルの拡張子
PHPスクリプトファイルの拡張子は「.php」です。
コメント
行コメント・ブロックコメント
ところで、このプログラムの中に、出てくる//や#、/* */という記号が出てきます。しかも、その中には、文章が書いていますが、プログラムの実行結果には何も関係ないように見えます。この記号のことを、コメントと言います。
コメントは、プログラムの注釈を付けるためのもので、プログラマーが、プログラムの各所に書いて、処理の意味などを記述する時に用いられます。実行結果には何ら影響を与えませんが、これを付けるとプログラムが非常にわかりやすくなります。
そのため、プログラマーは、出来るだけコメントをつけるようにすることが勧められています。なお、コメントには、以下(表1-1)のような種類があります。
| 記述方法 | 名前 | 特徴 | 使用例 |
|---|---|---|---|
| /* */ | ブロックコメント | /*と、*/の間に囲まれた部分がコメントになる。 複数行にわたってコメントをつけることが出来る。 |
/* このように複数行 コメント可能です。 */ |
| // | 行コメント | 一行にコメントをつけることが出来る。 | // コメント |
| # | 行コメント | 一行にコメントをつけることが出来る。 | # コメント |
phpDocumentor
phpDocumentorは、PHPソースコードから直接ドキュメントを生成するツールです。
これにより、消費者に、ユーザーインターフェイスから利用可能なものだけでなく、ソースに埋め込まれた機能性に関するより多くの情報を提供することができます。
生成されたドキュメントは、従来のドキュメントの代わりになることを目的としたものではなく、補足的なものであり、参考文献でもあります。
PHPDoc との違いは、 非常に高速で、PHP ファイルの非常に幅広い範囲をパースするという点です。 また、HTML テンプレートや Windows ヘルプファイル CHM での出力、 PDF 出力、このマニュアルで使用されているマークアップと互換性がある XML DocBook 形式での出力などを含む多くのカスタマイズ機能を持っています。
| タグ名 | 内容 |
|---|---|
| @access | アクセス権限(private protected public) |
| @final | オーバーライドできない |
| @link | ハイパーリンク(URL) |
| @param | パラメータ: データ型、パラメータ名、説明 |
| @return | 戻り値: データ型、説明 |
| @see | 別要素へのリンク |
| @todo | 実装予定等 |
| @uses | 参照している要素への相互リンク |
| @var | 変数: データ型、説明 |
phpDocumentorのサイトです。ダウンロードはもちろんのこと、マニュアルなども掲載されています。
phpDocumentorの書き方例
・クラス
/**
* [区分]クラスの概要
*
* クラスの詳細
*
*
* @access アクセスレベル
* @author 名前 <メールアドレス>
* @copyright 会社名 All Rights Reserved
* @category カテゴリー(処理系)
* @package パッケージ(MVC)
*/
・メソッド
/**
* [区分]関数の概要
*
* 関数の詳細
*
*
* @access アクセスレベル
* @param 型 パラメーター名(物理名) パラメーター型名(論理名)
* @return 型 戻り値(物理名) 戻り値(論理名)
* @see 関連(呼び出したり)する関数
* @throws 例外についての記述
* @todo 未対応(改善)事項等
*/
色々表示してみましょう。
サンプロプログラム
次のサンプルは、printを用いたサンプルです。実行して結果をみてみましょう。
<?php
print "こんにちは"; // 文字列の表示
print "<br>"; // HTMLタグの表示
print "12345"; // 数字の表示
print "<br>"; // HTMLタグの表示
print 777; // 数値の表示
?>
12345
777
次のサンプルは、echoを用いたサンプルです。実行して結果をみてみましょう。
<?php
echo "こんにちは"; // 文字列の表示
echo "<br>"; // HTMLタグの表示
echo "12345"; // 数字の表示
echo "<br>"; // HTMLタグの表示
echo 777; // 数値の表示
?>
12345
777
