配列
配列は、変数のような箱が連なったもので、その連なった箱1つ1つを「要素」と呼びます。
そして、その要素1つ1つには一意の(同じ値が重複していない)数値が付いています。
その一意の数値がキー(インデックス)です。
キーは、要素一つ一つを区別するために使います。(最初の値は0から始まります)
配列名は変数名と同様につけられます。
配列の作り方
・array関数を使う(キー指定なし)$配列名 = array(データ1, データ2, データ3);
書き方例<?php // 配列の0に100、1に200、2に300を入れています。 $a = array(100, 200, 300); ?>
・array関数を使う(キー指定あり)
$配列名 = array(キー1 => データ1, キー2 => データ2, キー3 => データ3);
書き方例<?php // 配列の1に400、2に500、3に600を入れています。 $a = array(1 => 400, 2 => 500, 3 => 600); ?>
・配列に直接代入
$配列名[添字1] = データ1;
書き方例<?php // 配列の7に700、8に800、9に900を入れています。 $a[7] = 700; $a[8] = 800; $a[9] = 900; ?>
$配列名[] = データ1;
書き方例<?php // 配列の0に700、1に800、2に900を入れています。 $a[] = 700; $a[] = 800; $a[] = 900; ?>
連想配列
連想配列とは、キーに文字列を用いた配列です。
文字列なので、「"」(ダブルクォーテーション)もしくは「'」(シングルクォーテーション)囲みます。
・array関数を使う(キー指定)
$配列名 = array( "キー1(文字列)" => データ1, "キー2(文字列)" => データ2);
書き方例<?php // 配列のoneに1、twoに2を入れています。 $e = array("one" => 1, "two" => 2); ?>
・配列に直接代入
$配列名["キー1(文字列)"] = データ1;
書き方例<?php // 配列のtitleにPHPの基礎を入れています。 $e["title"] = "PHPの基礎"; // キーの型は、数値と文字列が混在していても大丈夫です。 $f = array(100, 200, 5 => 500, "ONE" => 1, "PHP" => "たのしい"); ?>
配列の要素の追加
・配列に直接代入 書き方例<?php // まずは配列を作る $g = array(10, 20, 30); // キーを指定せずに追加 $g[] = 100; $g[] = 200; $g[] = 300; // キーを指定して追加 $g[10] = "ten"; $g[11] = "eleven."; $g[12] = "twelve"; ?>
$g[] = データ(値)のような代入方法で追加すると、キーはすでに存在する数値のキーのあとの数値が自動的にキーとなります。
・array_push関数を使う
array_push関数を使って追加することもできます。
(array_push関数は、配列に追加する命令です。()の中で最初に追加する配列、次に追加する要素の値(データ)を指定します。)
<?php / // まずは配列を作る $g = array(10, 20, 30); // 関数を使って、追加。 array_push($g, 100, 200); ?>
配列の削除
配列から特定の要素を取り除くこともできます。
要素の削除には、unsetという関数をつかいます。
<?php // 配列を作ります $a = array(1 => 100, 2 => 200, 3 => 300, 4 => 400, 5 => 500); // $a[1]を削除 unset($a[1]); ?>